素敵な大人と仕事のことを語る機会は、いくらでも欲しい学生たちへ。
こんなふうに考えたことはないでしょうか?
「経営者の相棒」プロジェクトは、経営者・起業家・事業責任者の普段の仕事に同席することで、会社や事業を代表するリーダーの仕事にかける思い、経営者としてのマインドセット、人生観に触れ、自分の在りたい姿に沿って未来を切り拓くリーダーを1人でも多く輩出するためのプログラムです。
志ある若者の成長を、フラットな目線で支援することに賛同いただいた経営者に参画いただいています。
「あなたのやりたいことがはっきりしたら、同じことをやった経験のある人物を見つけることだ。」
ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)
プログラム概要
活動イメージ
以下は一例です。実際のスケジュールは、経営者側と参加学生の予定を鑑み個別調整します。「free time」はディスカッションテーマに対するアウトプットをまとめたり、学校・インターン先・バイト先等の用件に対応するバッファとして活用ください。
最終日のアウトプット報告会で、ディスカッションテーマについて参加学生がまとめたアウトプットを報告します。
参画する経営者
株式会社キュービック
代表取締役社長
世一 英仁
Hidehito Yoichi
1981年3月23日、埼玉県さいたま市生まれ。東京大学法学部卒業後、弁護士を目指して司法試験に打ち込む傍ら、一人で事業をスタート。2006年には司法試験に区切りをつけて事業を法人化、現在に至る。自社メディア型webマーケティング事業を営み、金融・人材・美容・士業などの複数の分野でメディアを展開。 現在では、これらの既存事業の成長を牽引することはもちろん、ギフトECのHYACCA株式会社、フルハンズオン型のインキュベータのアンパサンド株式会社などをグループ会社に加え、複数の事業運営にコミットしている。
こんな学生さんにおすすめ!
キュービック社ではインターン生が数多く活躍しています。約300名の社員のうち、インターン生はなんと100名弱!世一さんは創業当初、まだ学生のインターンというものが一般的でなかった時代から多くのインターン生を採用してきました。「学生は、仕事による変化率が大人より圧倒的に大きいです。もがく姿も、変わる姿も美しい。若い人のチャレンジを応援すると言うのは簡単だけど、粗探しをせずいいところを伸ばすことや、思いっきりフィードバックすることなど、応援する側の覚悟がとても求められます」。こんなふうに話す世一さんは、自社でのインターン生の受け入れ以外にも、母校の高校生に向けた講演や、慶應義塾大学のビジネスコンテストのメンターなど多くの機会で若者の成長支援に携わってきました。
またご自身は司法浪人中の勉強代を稼ぐために始めた事業の面白さにのめり込み、事業をやりきったら勉強に戻ろうと思っていたのに戻れずに今に至るほど。1人で始めた事業を好奇心と情熱に沿って垂直に立ち上げ、そこから18年を経た現在はグループ全体で500名もの仲間を抱える規模になっています。
学生起業で成果を挙げた先の事業拡大にどんな葛藤や挑戦が待ち受けているのか。世一さんのストーリーから学びたい学生さん、お待ちしています!
株式会社オミカレ
代表取締役社長
下永田 真人
Masato Shimonagata
株式会社リクルート(現リクルートホールディングス)にて求人広告事業の事業戦略やプロダクトマネージャーとして成長戦略、サービス企画開発に携わった後、機械加工製品の大手メーカーである株式会社ミスミにてEC事業のDXをマーケティングの観点から推進。その後、教育機関向け・企業向けの教材・研修サービスの株式会社エナジードにて社長室として経営企画・マーケティングに従事し、法人事業責任者、取締役就任を経て、2024年より株式会社オミカレの代表取締役社長に就任。
こんな学生さんにおすすめ!
オミカレ社では、結婚相手を真剣に探しているユーザー向けの婚活パーティープラットフォーム「オミカレ」を運営。2013年にサービスを開始し、現在では日本最大級のパーティー掲載数を誇ります。下永田さんは2024年2月より同社の代表取締役社長に就任しました。
大学進学前から政治家を志していた下永田さん。慶應義塾大学法学部政治学科に進学し、議員インターンシップなどの活動を行うNPO法人ドットジェイピーの事務局と、テニスサークルに打ち込む日々を過ごします。ただ実際に議員の会議の陪席などで国政におけるお金の使い方や意思決定の仕方などを見て、政治よりもビジネスの現場の方により社会を変えていける可能性を感じるようになり、リクルート社への就職を決められました。
現在の仕事では、「出会いのリデザイン」、これまでにない新しい出会いのあり方をつくるための事業推進にコミットしています。キーワードは「感情交換」。「人として一番大切なことは感情だと思う。色々なテクノロジーが進化しても、人の感情はなくならない根源的なもの。そこに触れられると人は幸せになれると思うし、人生に愛が溢れているほうがどう考えても幸せだと思うんですよね」。こんなふうに話す下永田さんの、出会いのリデザインを間近で目撃したい学生さん、ぜひお待ちしています!
モデラート株式会社
代表取締役
市原 明日香
Asuka Ichihara
1976年、福島県生まれ。外交官を目指して東京大学に進学。大学の勉強でビジネスに興味を持ち、アクセンチュアに就職。顧客情報を一元管理し、良好な関係性を築くカスタマーリレーションシップマーケティング(CRM)に従事し、手腕を買われルイ・ヴィトン ジャパンに転身。その後スタートアップでの経験を経て、長男の病気を機に一時退職。数年のブランクを経て2014年、モデラート社を創業。流行や年齢に左右されないライフスタイルの「基」をコンセプトにしたファッションブランド「SOÉJU」(ソージュ)を主軸に、「時間を味方につけるコスメ」をコンセプトとしたビューティブランド「TOERI」も展開。現在は海外展開も積極的に推進している。
こんな学生さんにおすすめ!
市原さんが起業を決意したのは、お子さんの闘病が落ち着き、仕事復帰を考えていた時期でした。家族との時間を大切にしながら働ける環境を自ら創り出すため、ユーザーに似合う洋服のコーディネート画像をアドバイスするアプリの開発からスタート。そこから事業を着実に成長させ、現在の複数ブランド展開へと発展させています。
モデラート社では創業当初から、意欲的な学生がインターン生として活躍してきました。「デジタルネイティブな若者たちは、私たちの世代にはない感性を持っています。経験を積んだ私たちは、つい実現可能性を考えすぎて諦めてしまうこともある。でも若者たちはいい意味で無謀で、"やってみよう!"という前向きなエネルギーがある。一緒にいるととても刺激を受けます」と市原さんは若い世代への期待を語ります。
今回「相棒」として募集する学生さんには、経営の根幹となるデータの取りまとめやプレゼン資料の作成など、会社の中核に関わる業務を市原さんとともに進めていただきます。アパレル・ファッションそのものへの専門知識は不問です。起業やリーダーシップに関心があり、経営の舞台裏を学びたい学生さんのエントリーをお待ちしています。
ここに掲載のない企業でも、参加学生の状況に応じて最適な企業をご提案します。
以下のような要件を満たす経営者に参画いただきます。
先輩学生からのメッセージ
坂元 翔さん
Sho Sakamoto
大学生、フリーランス。大学在学中にSMS配信サービスを手掛ける大手企業にて経営企画・CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)インターンを経験後、フリーランスとしてWeb3企業などの事業開発に従事。現在はまちづくり領域において、複数のコミュニティ開発や事業推進、ワークショップファシリテーションなどを行っている。
おすすめポイント
図書館で水泳は身につかないように、一人前の社会人になるためには、実際に働いてみることが必要です。おそらく、このプログラムに興味を持った皆さんは、アルバイトやインターン、その他のプロジェクトを通じて、すでに社会経験を積んできたことでしょう。次に何をすべきか、それは良いコーチを見つけることです。ここにはあなたをサポートする優れたコーチ(=経営者)を見つける絶好の機会が広がっています。この機会を活かして、ぜひあなたの人生における「新記録」を打ち立ててください。
森 雄士郎さん
Yushiro MORI
一般社団法人Glocal.Y.理事。学生団体New EGG副代表。 東京大学大学院に在籍しながら「人々の夢を可視化する」というミッションの元、自己分析コーチング事業と映像制作事業を展開。就活支援も行っており、今まで15大学以上の学生に就活コンサルを提供し、全国各地での自己分析ワークショップイベントも行っている。
おすすめポイント
私自身、大学生になってからずっと起業をしたいと考えていました。そこで、起業の本を読んだり、SNSで情報収集したりしましたが、やはりリアルな情報には触れることができません。このプログラムは起業家と共に生活することで、起業家のリアルを知ることができます。本を読んだりSNSを触るより、圧倒的に有意義で成長できます。そして熱意も上昇します。迷っている方、だらだらと過ごすより、とりあえずこのプログラムに飛び込んでください。絶対に人生変わります。
募集要項
実施期間
参画企業・参加学生双方のスケジュールを鑑み決定します。面談実施・参加確定から1ヶ月程度の調整期間をいただきます。
エントリー・面談について
エントリーと面談予約は随時可能です。30〜45分の面談を実施します。
実施場所
各参画企業の本社にてご参加いただきます。現在の参画企業は東京都内が中心となりますが、ご要望に応じてローカルスタートアップもご紹介できる可能性がございます。詳しくはお問い合わせください。
参加費用について
プログラム参加費は無料ですが、期間中にかかる交通費などの実費は参加学生の自己負担となります。
応募資格
プログラム参加時点で新卒相当で、これから就職もしくは起業を検討している方
専攻、専門スキル不問
経営者とフラットに接する中で自身のリーダーシップを磨く意志のある方
参加にあたっての
お願い
今回のプログラムは、未来を切り拓くリーダーシップを秘めた学生の皆さんに、志高い大人との出会いをご提供するものです。自ら主体的に学びを得るスタンスのない方や、より望ましい未来に向かって挑戦するマインドセットを持たない方にはお勧めできません。
また、プログラム参加期間中は極力包み隠さず経営者の仕事に触れてもらうことを前提としているため、企業の機密情報に触れることになります。企業の情報を大切に扱うことにご理解いただけない方はご参加いただけません。
運営者プロフィール
平井咲子 Sakiko Hirai
2008年 (株)リクルートエージェント(現 (株)リクルート)新卒入社。14年の在籍期間のうち10年間を人事・採用業務に従事。2022年11月に独立しフリーランスの人事コンサルタントとしての活動を経て、2023年(株)ヘラルボニーに参画。同社のHRチーム シニアマネージャーとして人事施策の責任を担う。2024年に再度独立し、現在は新卒採用コンサルタントとして企業の採用支援に従事しながら、プロコーチとしてパーソナルコーチングも提供。新卒採用担当として数千人規模の学生のキャリア支援を行ってきた実績を生かし、志ある学生の支援のため本プログラム「経営者の相棒」の立ち上げに至る。
主な過去実績
海外インターンシップ「GLIP」企画・運営
事業立案型インターンシップ「RECRUIT BUSINESS PITCH」企画・運営 など多数